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行政書士と契約書48

     行政書士と契約書48
          財産管理委任契約書
第1条(契約の目的)委任者(以下甲という)は受任者(以下「乙」という)に対して、甲の管理に関する事務を委任し、乙はこれを受任する。
第2条(委任事務の範囲)甲は、乙に対して以下に記載する事務(以下、本件事務という)を委任し、その事務処理のために代理権を付与する。
 ① 甲の全財産の管理、保存
 ② 金融機関との間で行われる預貯金の管理、口座の変更、解約
 ③ 甲の経営する不動産事業につき、定期的な収入(家賃、その他の給付等の受領
 ④ 市町村をはじめとする行政官庁への手続きの一切 
第3条(委任事務についての報告)乙は、本件委任事務を処理するあたり、事務処理日誌、財産目録その他の必要な書類を作成することとする。
2 乙は、甲に対して1か月ごとに本件委任事務の処理状況につき、前項記載の書類を提出することとする。
3 甲は、乙に対して、いつでも本件委任事務の処理状況につき報告を要供することができる。
第4条(費用の負担)本件委任事務の処理の際に必要となる費用については、甲が負担っする。
第5条(報酬)甲は、乙に対して、本件委任事務処理の対価として月額3万円を支払うものとする。
第6条(契約の解除)甲及び乙は、いつでも本件委任契約を解除することができる。
第7条(契約の終了)本件委任契約は、甲又は乙に以下の事項が生じた時に終了する。
 ① 甲又は乙が死亡し、又は破産手続き開始の手続き開始の決定を受けた時
 ② 乙が成年後見開始の審判を受けた時


 令和〇年〇月〇日
                                 (甲)住所 東京都〇〇区××〇丁目〇番〇号
                                             氏名 〇〇〇〇 印
                                 (乙)住所 東京都 ××区××丁目〇番〇号
                                            氏名 ×××× 印