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行政書士と老じたく④

行政書士と老じたく④
誰に「任意後見人」を依頼するかということは重要な問題だ!
実は任意後見人には資格など必要なく誰でもなれる。社会福祉協議会などの法人でも任意後見人になることができる。親友でもなれるのである。
だだし、任意後見をお願いする人の要件がある。
要件は
①任意後見制度を理解しているか。
②家族、特に配偶者が賛成しているか
③ギャンブルやサラ金に手を出していないか
④地方勤務ということはないか
⑤住所が遠方でないかどうか
⑥20歳程度は歳が離れているか
⑦報酬について話し合いがついているか
である。
任意後見にお願いするのは、財産管理と身上監護である。何を頼むかは任意後見契約「代理権項目」に記載することになっている。財産には、ローンを払い終わった自宅も該当する。その自宅を担保に「シルバー資金融資制度」リバースモーゲージによって生活資金を借りるという方法がある。
また、「長期生活支援資金」を都道府県社会福祉協議会が貸し付けるという制度もある。
任意後見「代理権項目」のなかにリバースモーゲージを記載しておくのもよいかもしれない。








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