行政書士と資産運用⑫
税制優遇を受けながら資産を形成できる「iDecoとNISA」が注目されている。
iDeco(個人型確定拠出年金)は、拠出した掛金を運用し、資産を形成する年金制度である。65歳になるまで掛金を拠出でき、60歳以降に老齢基礎年金を受け取れる。
最大のメリットは掛金の全額が所得税控除の対象となることで、通常は課税対象となる運用益も非課税だ。年金の受け取り時にも受けられる控除がある。
NISAは2014年1月にスタートした、個人投資家のための税制優遇制度です。通常、株式や投資信託などは運用益に約20%の税金がかかりますが、NISA口座で購入した金融商品から得られる利益については非課税です。
2024年には投資可能な金額が増えるほか、非課税期間の制限なくなるなど、「新NISA」としてさらに活用の幅が広がる。
iDco⇒ ①掛金が全額控除
②運用益非課税
③年金受け取り時にも大きな控除がある
公的年金等控除、退職所得控除の対象となる
NISA⇒①利益がまるまる残る
②特定口座や一般口座で10万円の利益がでると
20.315%の税金が課される⇒つまり手元に残る
のは約8万円に減る。
③NISA口座なら10万円の利益がでると、利益に課税
されないので、利益10万円が手元に残る
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