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行政書士と建築・道路・境界26

行政書士と建築物・道路・境界26
賃貸契約している土地が袋地の場合は、
もちろん、囲堯地通行権により、公道に出るために、他人の土地を通行できることは言うまでもない。
土地の賃貸契約をしていなくても、囲堯地通行権を行使できる。
ただし、土地の賃貸契約が成立すると賃借人はを排他的に使用できるので、賃貸人が賃貸したと土地を通行できなくなる恐れがあるので注意が必要である。
賃貸人の通行可否を賃貸契約で定めないと、紛争になるおそれがあるので注意が必要である、
借地権の存続期間は最大30年である。借地権の登記がなくても建物の所有権登記をすれば、借地権を第三者に対抗できる。
ただし、一般的には通行目的の賃貸契約には建物を建築しないため借地借家法が適用されないので者地権は発生しないが、下級審の判決で借地権を認めた裁判例がある。