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行政書士と生成AI⑭

行政書士と生成AI⑭
AI技術において、わかっているようでわからないのが「自然言語処理」である。
「自然言語処理」とは、簡単に言えば人間が日常で使用する「自然言語」をコンピュータが識別、抽出する技術である。この技術によって生成AIは成り立っている。
具体的には
①形態素解析
 文を形態素に分ける
 私/ は/本/を/買った/
     ↓
 品詞に分ける。
 私(代名詞)/ は(助詞)/本/(名詞)/を(助詞)/買った(動詞句/
     ↓ 
②構文解析
 形態素の相関性を明確にする。
 私(代名詞)/ は(助詞)/本/(名詞)/を(助詞)/買った
 ← 主部       → ←述部    
(動詞句/
    ←
     ↓
③意味解析
 構文の意味を解釈する。
 主体:私
 動作:買う
 対象:本
 時制:過去
自然言語処理は深層学習の技術革新と共に進歩し生成AIの台頭を生じさせた。こんな技術的なことを理解していても行政書士業務には何ら貢献はしないとは思うが・・どうだろうか?