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行政書士とロジカルシンキング⑭

行政書士とロジカルシンキング⑭
多面的思考、つまり、視点を変えるのに便利なのが「フレームワーク」である。
フレームワークとは、考える上での視点や切口である。SWOT、3C,PEST、4P、PDCA,5WIHなどがある。
驚くべきことであるが、漢字の熟語の中にフレームワークが隠されているという。例えば、公私、明暗、新旧、高低・・・といったものである。これらは、物事を二つの側面から考えるフレームワークとして使える。
フレームワークたくさん覚えるほど考える切り口は増えていく。
しかし、フレームワークを使っていると、その枠組みでしか考えられなくなるので注意が必要である。
多面的思考、すなわち視点を変えるということは既存の要素の組み合わせ以外の何物でもない。一番簡単なのは、構成する要素の組み合わせを考えることである。
多面的思考には
①似たものからヒントを得る
②背景を入れ替える
③制約を外す
などがある。」