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行政書士とロジカルシンキング⑨

行政書士とロジカルシンキング⑨
論点と根拠がそろったら、結論である。
いわゆるオチをつけるのである。
結論を出すためには、「それで?」「したがって?」「だから何なの?」と問いかけることが必要だ。英語で言えば「so what?]
である。
オチをつけることを忘れてはならない。また、論点と主張を一致させることも必要だ!そうすればロジカルになる。
さらに、具体的に思考することも必要である。そのためには次のことに注意しなければならない。
①言葉をあいまいにしない。⇒意味のわからない言葉を使用しない。
②具体的なイメージを持って考える。⇒意味のあいまいな言葉が出てきたら「今の○○は、具体的にどういうことですか」と突っ込む。
③5WIHに展開する。
④比喩や類推を行う。
少しわかりにくいと思ったら「例えば」を使って具体的に表す。
⑤シンプルにする。
エッセンスとポイントを的確に表せば複雑な問題もシンプルになる。
⑥何か問題にぶちあたったときに「要するに何なのか?」と考える。
⑦全体を大まかにとらえる。
「木見て森を見ず」にならないようにする。
⑧構造をつかんでから細部に入る
いきなり順番に行わない。構造を決めてから中味をつくる。
⑨ゴールから考える。
どうありたいのか、何をしないといけないのか、いつまでにやるか目標を決めてから考えたり行動をする。結論から述べる。
「とりあえず」(日本人の特徴的な考え方)と考えるのではなく「そもそも」(ゴール思考)と考える。