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行政書士とロジカルシンキング⑥

行政書士とロジカルシンキング⑥
どうやって仮説をつくればよいのだろうか?残念ながら、これもロジックだけでは作れない。ある種の直観力が必要である。仮説を作成する方法には
①論点を見て直観的に閃く。
②経験から類推する。
③常識から判断する。
などの方法がある。
仮説は作るよりも検証するほうが、はるかに時間がかかる。
なにしろ、あの天才アインシュタインも「宇宙は膨張しない」という仮説を説明するために、苦労して作った相対性理論法定式を改ざんしたくらいであるから。仮説思考は批判的思考とセットでないと「諸刃の剣」となる恐れがある。
仮説思考の罠にははまらないためには、ストレートに論点の問いに答えることだけを考え、すべての枠組をリセットして考えることが必要だ!いわゆる「ゼロベース思考法」が必要なのである。
「ゼロベース思考法」で一番大切なのは現実に起こっていること、変化しつつあることを見る目が必要だ!それには、テーマに対する深い関心と些細な変化に気づく力が必要だ!