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行政書士とロジカルシンキング⑤

行政書士とロジカルシンキング⑤
論理的に考えるためには、言葉の意味や定義にこだわることが重要である。
さらに、物事を考えるにあたり、前提となる事実、経験、経緯などがあればあらかじめ明らかにしておかなければならない。
言葉は背景によって意味づけられる。背景を理解することによって言葉の意味が明らかになり、論点が定まるわけである。
論点の設定ができたら、結論を導く導く材料(根拠)を集めなければならない。根拠を持って考えることがロジカルシンキングの根本的な考え方である。
根拠については、動かしがたいものを根拠とする必要がある。そうすることによって強いロジックができる。つまり、事実を根拠にすることが論理の大原則である。可能なかぎり第一次情報を集めるのだ!事実にとことんこだわるのである。
具体的には、事実から結論を導くのではなく、とりあえず仮の結論をおいて、それが正しいか事実で裏づけするということである。