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行政書士とロジカルシンキング②

行政書士とロジカルシンキング②
ロジカルシンキングは、自ら考え、自ら動く基本ソフトのようなものである。
実社会は、限られた情報の中で判断せざるを得ない。それが本当に正解なのかは誰もわからない。
しかし、みんな正解と思ったら、前に進める。結果的に正解としていくしかないのである。つまり、ロジカルシンキングの第一歩はみんなで正解と思えることを見つけだすことなのだ!
みんな正解と思うには、考え方の道筋が重要だ!具体的には粘り強く問いかけることが鍵なのだ。これは、経営コンサルタントお決まりの「分析」「説得」を目的した論理思考とは全く異なっている。
誰かのの考えに頼るのではなく、「自分は何を考えているか?」
「本当にこれでいいのか?」「他の考えはないのか?」と粘り強く自分に問いかけ続けることが正解に至る道筋なのである。
さらに、他者への問いかけも必要だ。「なぜそう考えるのか?」
「どんな道筋でその考えに至ったのか?」「違う道筋に対してどう考えるのか?」と問いながら、互いの理解を深め、一緒にやっていく新しい道を見出していかなければならない。このことは、誰もがある程度はやっている。
ロジカルシンキングには、筋道をつくりだす「論理的構築力」、筋道を練り上げる「批判的思考力」、最適な筋道を見出す「多面的思考力」
論理的構築力⇒なぜそうなのだろうか?
批判的思考力⇒本当にそれは正しいのか?
多面的思考力⇒他の考えはないのか?
という3つの思考力が必須であることは間違いないと私は思う。