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行政書士と資産運用24

行政書士と資産運用24
iDecoと公的年金の受け取りを同じ年からにして、iDecoを年金とすると雑所得の対象となり、場合によっては税金の支払いが生ずる可能性が出てくる。受け取れる年金の総額計算して、公的年金等控除の限度を超えるようなら、受け取り時期ずらして分散させたほうがお得になる。
iDdecoの年金資産は、転職や就職した際にも移換手続きをすることで持ち運びできる。移換手続きについては、運営管理を行う金融機関によって異なるので、問い合わせをして確認することが必要である。注意しなければならないのは、転職先企業型確定拠出年金があるけれど、企業型確定拠出とiDecoの同時加入を認めていない場合、転職先の企業型確定拠出年金の加入が必要で、これまでのiDdecoの資産はそのままにするか、企業型に一緒に移籍させるかを選択することになる。それ以外のケースでは、iDecoに加入を続けながら、企業型確定拠出年金や確定拠出年金に加入するか、マッチング拠出が認められて場合はそれを行うかなどの判断
が必要である。
iDeco加入者が転職する場合の手続き
公務員、専業主婦(夫)   ⇒加入者としてiDecoを続けること
               が可能
個人事業主、6カ月以
無職
転職先の企業型確定拠出年金が
    ↓
   ある
    ↓
転職先では企業型拠出年金→不可能→転職先の企業型確定拠出
                 加入する。
とiDecoの同時加入
    ↓
   可能
    ↓
  加入者としてiDecoを続けることが可能
転職先の確定給付企業年金が拠出年金が
    ↓
   ない
    ↓
 転職先に確定給付企業年金が→ない→加入者としてiDeco続ける   
    ↓             ことができる。
   ある
加入者としてiDecoを続けることができる。