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行政書士と資産運用15

行政書士と資産運用15
iDecoの投資額には上限がある。iDecoの掛金の上限は、働き方と勤務先が企業型確定拠出年金に加入しているかどうかよって異なる。
掛金が最大になるのは、自営業者の6万8000円。これは加入している国民年金基金との合算の上限になる。
最も掛金の上限が低いのが会社員で、企業型確定拠出に加入している人、この場合、現在は月1万2000円の限度であるが、2024年からは、他の会社員同様に2万円に引き上げられる。
確定拠出年金は60歳にならないと引き出せない資産であるので
今の生活を圧迫しないよう掛金を決定するのが重要である。
掛金の上限額
自営業者、学生⇒月額6万8000円
会社員、公務員⇒①会社に企業年金がない会社社員
         月額2万3000円
        ②企業型確定拠出年金のみに加入している
        会社社員
         月額2万円
        ③限定給付企業年金、厚生年金、石炭鉱業年金
        基金、私立学校教職員共済のみに加入
         月額1万2000円
        ②③両方加入している
         月額1万2000円
専業主婦   ⇒2万3000円
2024年12月から、会社員・公務員(第2号被保険者)が、上記②③に加入しているかどうかにかかわらず、拠出限度額が2万に引き上げられる。