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行政書士と資産運用⑩

行政書士と資産運用⑩
給与から天引きされる社会保険料も料率が上がっている。
社会保険料は正社員だけではなく、一定の条件を満たすパートやアルバイト従業員にも加入が義務づけられている。
社会保険料には①健康保険料②介護保険③厚生年金保険④雇用保険⑤労災保険の5つがある。なお、労災保険は会社が全額負担することになっている。
社会保険料は4月~6月の報酬月額平均(標準報酬月額)に基づいて決定される。保険料の変更はその年の9月に行われる。
4月~6月に残業が集中すると給与額が増えて標準報酬月額がアップし、保険料が上がる。9月~翌8月までの社会保険料は一定であるが、大幅に給与が変動する場合は、保険料がその都度増減する。保険料の料率が高いかどうかは個人の感覚によるが、社会保険料の料率が上がっているのは確かである。