江尻　一夫行政書士事務所

行政書士と空き家対策④
空き家を利用して事業を行う場合は、コストが重要だ。
コストには初期投資と継続費用がある。
例えば、壁や床、水まわりを整備するための費用が初期投資、水道光熱費やネット料金が継続費用である。
初期投資は何百万とかかるし、毎月の費用を積みかねていくと、年間で大きなコストになる。当然コストには関わるメンバーの人件費も含まれるのは言うまでもない。
完全なボランティア活動であれば、家賃や水道光熱費ぐらいの稼ぎがあればＯＫである。
全体コストを算出して、無理なく運営できる収支計画を立ててきくことが社会性と事業性のバランスを取るためのポイントである。