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行政書士とSDGs28

行政書士とSDGs28
SDGs的な発想法は、「スモールアクション、ビックインパクト」という考え方である。
このSDGs的発想法は行政書士の業務に大きな影響を与える。背伸びをしない活動でも、小さな活動でも連鎖を呼んで大きな成果につながることがたくさんある。
例えば、私は現在、行政書士業務として「農業の6次化業務」に取り組んでいる。6次化とは、1次・2次・3次それぞれの産業を融合することにより、新しい産業を形成しようとする取り組みのことだ。
簡単に言えば、生産者(1次産業者)が加工(2次産業)と流通・販売(3次産業)も行い、経営の多角化を図ることと言える。しかし、なぜ「6」次産業なの?と思う人も多いのではないだろうか。6次産業の「6」は、1次・2次・3次のそれぞれの数字を掛け算したものであり、産業の融合を図り、新たな価値を生み出すことを意味している。
6次化の代表例として、農家カフェ、農家レストラン、農家民宿などがある。小さなカフェであっても、生産者(1次産業=農業)と結びつくことによって農家カフェ(ビックインパクト)を実現できるのである。
まさに、「スモールアクション、ビックインパクト」というSDGs的考え方ではないだろうか。