行政書士と経営学13
国によって通貨の単位が異なっているときには、①「為替レート」②「購買力平価」によって比較する。
「為替レート」は外国為替市場で決定される交換比率であるが、様々な要因で刻々と変動する。
②「購買力平価」は「同じ商品の価格は世界中どこでもはずだ」という一物一価の法則に基づいている。よく知られる例として「ビックマック指数」がある。
日本マクドナルドのビッグマックは390円、米国では5.71ドルで390円/5.71で1ドルは約68円ということになる。
この時点の為替レートは1ドル約107円であるから、ビックマック指数が正しいとすれば為替レートは大幅な円安ということになる。
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