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行政書士と税法17

行政書士と税法17
税法には、次の3つの原則がある
①公平
担税力に応じた税負担になるような税制にすべきである。
〇垂直的公平
⇒税負担納の能力高い者高い生負担
②中立
⇒同じ税負担能力の者は同じ税負担
③簡易
税制のしくみを簡素なものにすべき
税制を改正するときは、上の3つ原則が強く意識されている。
さらに、税制の基本原則には、財政学でいわれる「租税原則」がある。
「租税原則」には
①「アダム・スミスの4原則」
 ・公平の原則
 ・明確の原則
 ・便宜の原則
 ・最小微税費の原則 
②「ワーグナー4大原則・9原則」がある。
 ・財政政策上の原則
 ・国民経済上の原則
 ・公正の原則
 ・租税行政上の原則
 そして、それぞれのなかに
 ①財政政策上の原則
 ・課税の十分性
 ・課税の弾力性
 ②国民経済上の原則
 ・正しい税源の選択
 ・正しい税種の選択
 ③公正の原則
 ・課税の普遍性
 ・課税の公平性
 ④租税行政上の原則
 ・課税の明確性
 ・課税の便宜性
 ・最小微税費の努力