法律コンビニ!街の法律家として皆様のお役に立ちたい。

行政書士とDX⑤

行政書士とDX⑤

 DXと言えば、まず思い浮かべるのはテレワークであろう。新型コロナ禍以降テレワークが著しく進展し、我々の業務にやり方に革命的な変化をもたらした。

 DXの代表なものであるテレワークの重要性に鑑み総務省でもテレワークガイドラインなるものを発表している。
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/telework/
総務省のガイドラインには、テレワークに必要なツールが紹介されている。

 総務省のガイドラインによればテレワークに必要なツールは次のとおりである。

①リモートデスクトップツール
 事務所内にあるPCに外部からログインするツール

②仮想ディスクトップツール
 事務所内のサーバー内にある仮想PCにログインするツール

③クラウドアプリツール
 外部業者のサーバ及びアプリを利用する。

④安全ファイル持ち出しツール
 業務ファイルを安全に外部に持ち出すツール

⑤ファイル持ち出しツール
 ネットドライブやVPNによるファイル持ち出すツール
テレワークと言っても一様ではないのである。

 そのほか上記ツールとは別にコミュニケーションツール、管理ツール、ペーパーレス化ツールなどがテレワークには必要である。コミュニケーションツール、管理ツールには次のようなものがある。

①会議システムツール
 ZOOM, Google Meet teamsなど

②チャットツール
 Chatworks,slackなど

③管理ツール
 勤怠管理ツール、在籍管理ツール、業務管理ツールなど

④ペーパーレス化ツール
 Acrobat DC/Adobeなど

さらに付け加えるとモバイルテレワークツール、電話応対支援ツール、障害者のテレワークツールが必要だ。

今後、我々行政書士もテレワークに対応できないと業務革命に乗り遅れることは確かだ。


2022/5/28