行政書士とデータサイエンス⑧
もちろんのことではあるが、データサイエンスティストになるためには、統計学が必須だ。
さて、統計学であるが行政書士でもわかるようにわかりやすく説明したい。
統計学の対象は母集団と呼ぶ、母集団の構成要素は個体と呼ばることが多い。母集団のバラツキの状況を分布と呼ぶ。
身長などのデータをプロットすると、釣り鐘型の曲線示す。いわゆる正規分布と呼ばれる曲線である。正規分布は平均値と分散で構成される。また、分散の正の平方根がいわゆる標準偏差で一般的には偏差値と呼ばれており、この値に一喜一優する受験生は多い。
また、統計学では安定性が重要なのであり、大量観察による集団の安定性は「大数法則」に関連している。大数の法則とは、大量に観察することにより、平均がその理論値(期待値)近づき安定することを「大数の法則」という。
集団の安定と大数法則は、損害保険や生命保険の基礎となっている。
なお、保険会社では正規分布ではなくて、ポアソン分布と呼ばれるより複雑な布をを用いてリスク管理を行っている。
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