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202X年ある日の行政書士 第6話

202X年ある日の行政書士 第6話

 オルガと別れて、自宅のドアノブに手をかけると、隆はオルガから聞いた「デジタル遺言」を思いだした。

 「どうして、オルガの客は「デジタル遺言」なんて言い出したのだろう。」隆は革張りの高級ゲームチェアに身を預けるとひとりごちた。

 隆は、自作の超高性能PC(256GB~512GBのPCIe M.2 SSD搭載、複数作業に最適なマルチコアプロセッサーと大容量メモリ
NVIDIA® GeForce GTX/RTXグラフィックス搭載、静音ながら効率的な排熱が可能)を立ち上げた。PCはアッいうまに立ち上がっ
た。

 音声入力で検索、サイトはすぐ見つかった。スマホで音声遺言をしてブロックチェーンでクラウドに保存するシステムらしい。
 もちろん、現時点では、ブロックチェーンされていても法的には
有効ではない。

 隆は机の引き出しから、オキュラスゴーグルを取り出して装着しオルガのメタバース会議室に入った。

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2022/2/15