202Xある日の行政書士 第3話
「遺言書をデジタル化することは問題ないようだね。」
隆はスマホで検索したサイトをオルガに見せた。
https://st-line-isansouzokusoudan.jp/archives/632
「テキスト遺言書は、問題ないと思うけどね。音声の遺言はどうなのかしら。」オルガはスマホ画面を見ながらいった。
「うーん。」隆は言葉に詰まった。
「このサンドイッチ具材が多くて美味しいわね。切ってある断面も美しいし。」オルガは話題を変えた。
「まぁ、音声の遺言はいいとは思うけどね。」隆は美味しそうにサンドイッチを頬張った。
「ブロックチェーンで遺言書できないかしら?」オルガは、バックから取り出した5Gのスマホの折りたたみ式画面を開くと検索を始めた。
「あったわ。」オルガは嬉しそうに言うと、検索画面を見せた。
「音声をブロックチェーンにすればいいわけだね。」隆は5Gスマホの大型画面を見ながら呟いた。
https://techblog.gmo-ap.jp/.../%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83.../
「ところで、オルガどうして弁護士登録しないの?」隆はコーヒカップに手をやった。と、店内のBGMはビートルズの「imagine」に変わった。
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