行政書士と出版②
出版界にもDXの波が訪れているのだろうか?POD出版(プリント・オンデマンド)というデジタル技術が登場した。
POD(プリント・オンデマンド)とは発注者の注文に応じて、少数でも必要な分だけ書籍を、スピーディーに印刷・製本できるサービスの事である。つまり、少数部数であっても低コストで出版できるというわけである。在庫という出版界の大問題が解決できるのである。
AmazonはPODの仕組みを利用して、Amazonで購入した読者の注文に応じて紙の書籍を一冊単位で印刷・出荷・配送している。
PODの仕組みであるが
入稿データ完成⇒Amazonへデータ入稿⇒Amazonで注文販売
⇒印刷⇒配送⇒読者
簡単に言えば、本の製作者は完成した入稿データをAmazonのシステムにデータを入稿するだけで済む。PODならば、行政書士でも手軽に本を出版できそうである。
PODによるAmazonでの本の販売は最短4か月でできるという。
さらに、販売時の印刷や製本、発送にかかる費用は販売価格より差引きされる。つまりランニングコストは0円だ。
PODのメリットは①在庫を抱えない②ランニングコスト0円のメリットはもちろんのことであるが、最大のメリットはAmazonで
本を販売することによる行政書士事務所のPR効果及びブランディング効果が著しいということだろう。
PODのデメリットは、リアル書店に著書が並ばないということであるが、PODで人気が出ればリアル書店に並ぶかもしれない。
江尻 一夫行政書士事務所
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