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行政書士と電子署名⑦

行政書士と電子証明書⑦
電子証明書が必要な行政書士業務は

①株式会社等の設立で必要となる電子定款作成
②自動車保有関係手続のワンストップサービス(OSS)
③電波利用の電子申請・届出

電子証明書取得の流れは
①行政書士登録
   ↓
②利用申し込み 
セコムトラストシステムズ株式会社の行政書士
電子証明書のお申し込みページより申し込み   
   ↓
③料金の振込 
   ↓
④必要書類の送付
 利用申し込み書
・住民票の写し
・印鑑登録証明書
・振り込み控え又は振り込み控えのコピー
・戸籍(全部/個人)事項証明書(行政書士名簿の氏名が旧姓で登 
 録されている場合のみ必要)※以下は場合によって必要になる
 書類
・代理人受取人の印鑑登録証明書
・パスポートの氏名のコピー(外国籍で電子証明書氏名をパスポートと同記載にする場合)
・特別永住者証明書(裏表)のコピー(外国籍で証明書氏名を特
 別永住者証明書と同記載にする場合)
・在留カード(裏表)のコピー(外国籍で電子証明書の氏名を在
 留カードと同記載にする場合)

   ↓
通知書到達
   ↓
証明書ダウンロード
   ↓
受領書の返送

行政書士電子証明書が必要な電子申請ポータルサイトは
(1) e-Gov電子申請システム(行政手続き)
(2) Jグランツ(補助金)
(3) 民泊制度運営システム(民泊運営)
(4) 在留申請手続きのオンラインシステム
*2022年より建設業許可・経営事項審査の申請が電子化

電子申請のやり方は
日本行政書士会連合会はホームページにて、電子申請の方法を分かりやすく解説しています。同ホームページによると、大まかには次のような手順で行う。

①当該の官公署に電子申請利用の申し込みをする。
②当該の官公署のホームページから、マニュアルや申請用アプリケーションを自分のパソコンにダウンロードする。
③申請用アプリケーションをインストールする。
④申請書の作成・送信をおこないます。その際、添付書類や「行政書士電子証明書」も添付する。

最後にまとめると
行政書士=行政書士電子証明書ということなる。


2021/10/16