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行政書士とデスクワーク術①

行政書士とデスクワーク術①

行政書士は文書作成が主な仕事である。文書作成の基本を知らなければ、行政書士は務まらない。
議事録作成は文書作成の基本である。議事録作成には、行政書士にとって必須な文書作成のノウハウが一杯詰まっていると私は思う。
 さて、議事録であるが、議事録とは①決定事項、確認事項を書き、関係者に確認、決定するもの②決定事項を書き、後日の証拠とするものである。
まさに、行政書士が作成する文書のひな型のようなものである。
議事録で盛り込むべき項目は次のとおりである。
①日時
②場所
③参加者
④本日の論点、課題
は基本である。さらに
⑤決まったこと
⑥決まらなかったこと
⑦確認が必要なこと
⑧次回に向けてのTO DO(誰がいつまでに)
上記⑤⑥⑦⑧の4つがクリアーに整理されていることが必要である。
さらに付け加えると、証拠と残しておく反対意見などの属意見を書かなければならないこともある。
結局、ビジネス文書(行政書士文書)ひな型である「議事録」を自分のスタイルとして完璧に書けるようにならなければ行政書士として
文書作成などできないではないかと私は思う。

2021/9/11