行政書士と情報セキュリティ11(IoT)
最近、IoTという文字を目にするようになった。
IoTとは、インターネットに接続するモノという意味である。自動車や家電までもがインターネットにつながるようになったというから驚きである。インターネットにつながるのはパソコンやスマホだけではない。
IoTが普及するに従って、IoT機器が悪用されたり、場合によっては、犯罪に巻き込まれたりするから注意が必要である。
IoT機器の情報セキュリティ対策は次のようになる。
①問合せ窓口やサポートがない機器やサービスの購入・利用を控える。
IoT機器はアップデートが必要になるのでサポートが必要になる。問い合わせ窓口がないとアップデートできずに使用できなくなる。
②パスワードの設定を厳重する。
パスワードを漏洩すると機器が乗っ取られたりすることがある。
○パスワードは生年月日などわかりやすいものにしない。
○パスワードは使い回さない。
③使用しないIoT機器は必ず電源を切る。
接続したままにすると、インターネット経由でIoT機器が乗っとられて不正利用される恐れがある。
④情報漏洩に気をつける。
廃棄する際は必ずパスワード等のデータを消去する。IoT機器のデータを消去しないと利用者や家族の情報が漏洩する恐れがある。
IoTセキュリティガイドライン
デジタル政府の推進に伴って、日本もデジタル社会の負の部分を背負わなくてならなくなった。10年後の日本デジタル社会は量子コンピュータの普及に伴い想像もできないほど変貌を遂げているはずだ。
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