行政書士と情報セキュリティ④
行政書士は文書作成業務がメインなので、作成した文書を記録媒体に保存することをを頻繁に行う関係上、記録媒体からウィルスに感染に見舞われる危険性がある。
特に危険なのはUSB媒介ウィルス(USBメモリーの自動実行機能利用したウィルス感染)である。業務依頼客から渡されたUSBメモリを事務所のPCに接続しウィルスに感染する可能性は非常に高い。
行政書士に限らず、司法書士も登記業務の際、登記情報を保存したUSBメモリを依頼客から渡されることは一般的である。
パソコンに接続して、自動実行がされる可能性がある媒体や機器(携帯電話やスマートフォン、携帯型音楽プレイヤー、デジタルカメラなど)は、すべて注意が必要
USBメモリによるウィルスは、ウィルスに感染したコンピュータにUSBメモリを差し込んでウィルスがさらに感染するという特性があるので感染を拡大してしまう。
USBメモリからのウィルス感染を防ぐ対策は
①USBメモリを差し込んだときには、ファイルを開く前に必ずウイルスチェックを行う。
②持ち主の分からないUSBメモリを使用しない。
③コンピュータの設定を変更して、USBメモリの自動再生機能を停止しておく。
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