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行政書士と簿記⑥

行政書士と簿記⑥
商売の基礎は商品販売である
商品販売を簿記で表すとどうなるのか?

       ↓
例1 ある商品を20,000円で売った場合
借方科目    金額    貸方科目     金額
 現金  20,000円    売上   20,000円
      ↓                  ↓
    資産の増加            収益の増加

例2 ある商品を10,000円で仕入れ代金10,000円は
  現金で支払った。

借方科目    金額    貸方科目     金額
 仕入  10,000円   現金   10,000円
       ↓                ↓
     費用の増加           資産の減少

上記の簿記を行うためには、次のことが頭に入っていなければならない。

借方(左)            貸方(右)
・資産の増加=負債の減少     ・資産の減少(負債の増加
       純資産の減少           純資産の増
                        加)

・費用の増加           ・収益の増加

代金を後日受取るいわゆる掛け取引の場合はどうなるのだろうか?

例 商品20,000円を売上げ、代金は売掛金とした。

借方科目    金額     貸方科目     金額
 売掛金  20,000円   売上   20,000円
       ↓                ↓
      資産の増加           収益の増加

例 商品10,000円を仕入れ、代金は掛けとした。
借方科目    金額    貸方科目     金額
 仕入  10,000円   買掛金   10,000円
       ↓                ↓
     費用の増加           負債の増加

例 買掛金10,000円を現金支払った。
借方科目    金額    貸方科目     金額
 買掛金  10,000円  現金   10,000円
       ↓                ↓
     負債の減少            資産の減少

このへんになると、簿記が少し混乱してくる。

2021/5/2