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マイナンバー法と個人情報保護法

マイナンバー法と個人情報保護法
マイナンバー法は個人情報保護法の特別法であるが

○マイナンバー法は個人情報保護法より厳しい。

 ・マイナンバー法は全ての事業者に適用される。
  (個人情報保護法は個人情報を5000件以上持つ事業者)
 ・生存者と死亡者の個人番号が対象
  (個人情報保護法は生存者の個人番号のみ)
 ・目的外の使用は厳しく制限されている。
  (個人情報保護法はある程度認められている)
 ・データーベースの作成は厳しく制限されている。
  (個人情報保護法は制限なし)
 ・行政の立入検査権あり。
  (個人情報保護法には行政の立入検査権なし)
 マイナンバー法に違反した場合、従業員のみならず会社も使用
 者責任を問われ罰則を受ける。

 マイナンバー法はかなり厳しいので、行政書士も慎重に取り扱
 わないと資格はく奪という厳しい処分を受ける場合がある。
 ○罰則は
 最高で懲役4年、200万円以下の罰金であり、違反してすれ
 ば資格はく奪は免れないはずだ。

2021/3/16