法律コンビニ!街の法律家として皆様のお役に立ちたい。

プロ社労士(キャリア形成促進助成金)

プロ社労士(キャリア形成促進助成金)
どれだけの社労士が「キャリア形成促進
助成金」を知っているのだろうか?

キャリ形成促進助成金は
①会社で新しい事業を始めたい。
②社員の能力をあげるため専門分野の研修を入れたい。
など労働者の成長と事業所の発展を目指す事業主のための助成金である。

種別には
①対象短時間等職業訓練
⇒パート労働者を正規労働者にするための助成金
②対象認定実習併用職業訓練
⇒新人研修に支払われる助成金
③対象自発的職業能力開発
⇒本人が自発的な参加した研修に対して経費を負担する。
④対象職業訓練
⇒正社員に新たに高度な専門知識を身につけさせるための助成金
 助成金申請の9割を占める。すでに会社で行われる研修に対し
 ての助成金などがある。
 〇事業内訓練
 ⇒事業者が主宰し、自社の労働者を集合させて実施する。
 〇事業外訓練
 ⇒学校や教育機関、他企業などに労働者を通わせて専門知識を
 身につけさせる。
 〇認定訓練
 ⇒都道府県知事が認定した訓練機関に通学して知識を身につけ
 る。

助成率
外部講師の謝礼金や教材費、入学料などの1/3
⇒助成率は高くない。経費は1度事業所が全額負担する得する
ための助成金ではない。

職業能力開発推進者
⇒職業能力開発促進法により選任が「努力義務」とされている。キャリア形成促進助成金を申請する際専任が必要。助成金を申請しなければ専任する必要はない。

対象要件
①事前に訓練実計画を届出
②1コースにつき10時間以上
③研修時間の2/3以上を通常の労働時間行わない場合は対象外
④受講者が2名以上
⑤受講者1/2以上は雇用保険の被保険者
⑥出席率8割以上

2021/2/19