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プロ行政書士⑨(行政書士の魅力)

プロ行政書士⑨(行政書士の魅力)
行政書士独占業務は、法務局、裁判所、税務署、労働基準監督、年金事務所などを除く役所に代理申請できることである。

一言でいえば、許認可業務に精通している士業が行政書士ということになる。

例えば、「会社設立業務」は行政書士、司法書士、税理士ができるが、単なる会社設立なら司法書士、建設業などの営業許可が関係する会社を設立する場合は行政書士である。税理士に会社設立を依頼すると、0円設立などと言って設立した会社の顧問にせざるを得なくなる。

そのほか、行政書士の魅力としては、業務範囲が非常に広い関係上、他の士業に比べて著しく他士業業務の内容を知っていることだ。その関係でいわゆる「ワンストップサービス」の窓口として行政書士は能力を発揮できる。なにしろ行政書士は、弁護士が関係する「民事法務」までできるのだから。

つまり、「あの行政書士の相談すれば問題が解決する。」ということである。行政書士の魅力の一つとしてワンストップサービスを挙げてもよいのではないかと私思う。

行政書士も、「許認可」「ワンストップサービス」を積極的にアピールすれば行政書士に対する社会的評価も今にも増して向上するはずだ。

2020/12/27