プロ行政書士⑦(司法書士は裁判に使えるか?)
私は訴訟で司法書士を使ったことがある。司法書士は140万円以下の簡易裁判所の代理訴訟はできることになっている。
しかし、地方裁判所の代理訴訟はできない。司法書士は地方裁判所に提出する文書の代理作成はできるが書類だけ作成してもらって本人訴訟するのも意味がない感じがしないでもない。
はっきり言って、裁判所に提出するならば、司法書士でなくとも
行政書士なら立派な文書を作成できる。
私は、司法書士を相手方弁護士と落としどころを探るために使ったのである。司法書士に情報を提供し、相手方弁護士に意図に情報を流させるという具合にである。
幸いにも、今回の事件は、登記が大きな争点だったので司法書士をエージェントとして使えたのである。
そのおかげで事件は三方よしで解決。一般人なら無理ではあるが、行政書士ならば、司法書士を結構使いこなすことができるのではないだろうか?
はっきり言って、司法書士に裁判業務を依頼するのは邪道ではないかと、私は感じた。ただし、行政書士が本人訴訟する場合は結構使えるかもしれない。
江尻 一夫行政書士事務所
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