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プロ行政書士⑦(税理士と公認会計士)

プロ行政書士⑦(税理士と公認会計士)
はっきり言って、公認会計士は税務の実務の経験が全くない。にもかかわらず、公認会計士は無試験で税理士有資格者になれるのだ。実際、公認会計士あがりの税理士は、例外はあるが、税務能力は殆どないと断言できる。

話はかわるが、無試験の公務員行政書士は、行政での実務経験があるので無試験で行政書士になれることは納得できる。一般的に言って、試験合格組より公務員行政書士の方が格段に実務ができる。

試験合格組行政書士は公的実務研修をすることもなく即開業するので実務能力は殆ど無い。実務能力が殆どない試験合格組に行政書士の資格を与えるのはおかしいのではないかと私は思う。

社労士でさえ、2年間の実務経験が義務づけられているので、社労士であれば実務能力はあると言える。

本来なら、試験合格組行政書士も2年程度の公的実務研修を受け
研修終了考査に合格後、行政書士登録するようにすべきなのだ。

話はだいぶそれたが、公認会計士あがりの税理士と試験合格組行政書士は実務能力が保証されていないので士業の仲間に入れるべきではないのではないか。

2020/12/23