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弁護士⑥(弁護士の需要)

弁護士⑥(弁護士の需要)
司法制度改革により弁護士は供給過剰になっている。特に大都市では法律事務所に就職するのは厳しい状況である。

地方都市でも就職は厳しく、大都市とさほど変わらない状況だという。

ひと昔前の弁護士の看板をだせば十分な仕事があるという状況ではないのが現実である。まさに「弁護士冬の時代」の到来である。

運よく、法律事務所に就職できても、新人は「イソ弁(居候弁護士)」として固定給をもらいながら修行を積み、やがて独立採算制の「ノキ弁(軒先だけ借りている弁護士)」となり、数年後には独り立ちするケースが一般的だ。

最近では、インハウスロイヤーとして、大企業や官公庁で働く弁護士も増えている。また、大学・大学院などの教育機関や、民間予備校に講師として勤める弁護士も一定数いる。

このような状況下、就職先が見つけられず、実務未経験からいきなり独立するいわゆる「即独」の道を選ぶ人もいるが、実績も実力もないぶん、案件を獲得できず厳しい状況に陥るケースが目立つ。

もはや、弁護士は花形職業ではなくなりつつある。反対に行政書士の人気はうなぎ登りだ。私のような超人気行政書士になればひと昔前の弁護士くらいは稼げる。

2020/11/9