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終活と行政書士29(生前整理)

終活と行政書士29(生前整理)
生前整理も終活に加えたほうがよいのかもしれない。残された遺族が遺品の整理をしやすいように生前整理したほうがベターなのは言うまでもない。

遺品整理は大変手間のかかる作業だ。遺される家族のことを思えば、日ごろからいらないものは捨てるなど、身の回りのものの整理をすることが大切である。

なかでも家具や家電製品などの家財の整理には体力を使う。自分も家族も元気なうちにコンパクトに納めることが大切だ。

最後までとっておくものに関しては、どのように処分して欲しいのかをエンディングノートなどに記しておくのがよい。

さて、生前整理仕方であるが、整理すると次のようになる。
①他人が何と言っても残すもの、処分するものを決めておく。

②残すもの、または保留しているものを小さく保管する。例えば、現物の写真であればスキャンしてデータとして保管する。

③トラブルにならないように「財産生前整理」しっかりと行う。誰に何を渡すのか、ご自身の考えをまとめ家族に伝えること。家族の意見も聞いてしっかり話し合うことが大切。

私見になるが、「生前整理」のコツは小さく保管することだろう。

2020/10/24