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税理士をやっつけろ③(税理士の生態)

税理士をやっつけろ③(税理士の生態)
税理士にはタイプがある。
①コンサルティングファーム
エリート事務所 クライアントは大企業

②激安記帳代行型
昔ながらの税理士事務所
帳簿と申告書の作成が税理士事務所のメイン業務
パートさんを3人から5人つけて、いわば「自動記帳代行工場」のようなことをする。

③OB、定年後の先生
規模が小さい、専門的な業務はしない、そんな事務所あるの?
と思われるかもしれませんが、実はたくさんあります。
実は税理士試験に受かって税理士になっている税理士は半分以下。かなりの年数を税務署に一定期間勤めて税理士資格を得た、
いわゆる「OB税理士」さんたちが占めています。
資格登録して、知り合いの仕事や確定申告期の税務署の応援等を
している。

④専属サービスマン型
若い税理士はこれからこのタイプが増えていくと思います。
スタッフはほとんどおらず、税理士自身がクライアントを訪問し。記帳・申告の指導、税務相談、税務調査立ち合い、資金調達、保険提案。事業承継や相続に関連した相談に応じ。主に「記帳」ではなく「相談」業務で報酬を請求するタイプ。

まとめ
昔ながらの税理士事務所は。
なんとか「記帳代行業務」や、それに毛の生えた程度の「監査業務」で。
料金を請求し続けようと工夫をしていますが。
もう間もなく限界が訪れるはずです。
Freeeをはじめとするクラウド会計の普及により。
これからは単純作業は「工場」どころか「ソフト」が行うようになります。
そうなると、クライアントのニーズとして残るのは。
単純流れ作業ではなく「相談業務」だけです。
クライアントから直接質問を受ければ誰でもある程度は応じられます。
しかし、クライアントが抱えている悩みを親身になって引き出したり。
気が付いていない課題への対策をこちらから提案したり。
このような提案型の業務を行うには、かなり深い信頼関係が必要です。
担当者がころころ変わったり、単純業務以外のことには答えられないような状況では。
そのような信頼関係は築けません。
税理士が直接訪問して人と人との関係を築く事務所。
中小企業にとってはこのタイプがこれからは主流になっていくのではないかと思います。
このタイプの税理士さんは、若いですしITにも強いことが多いので。
多くの場合自分でホームページを立ち上げ、自分で更新しています。

税理士のほとんどは、役所OB、激安記帳型で「0円会社設立」など高度なことはできない。

2020/9/1