天才行政書士VS弁護士第10話
今回の事例は、司法試験の問題として取り上げたら面白いかもしれない。
私は司法試験に挑戦したことは一度もないが、私が司法試験に挑戦したら一発合格は間違いないはずだ。
そもそも、私の人生設計に「法曹」になるという選択肢はなかったのである。それに、「法律」なんて独学できる。「人との争い係わる弁護士」は選択肢にはなかったのだ。
私には、名門の総帥として地元に残るという至上命題があった。私は社会的体裁のよい「公務員」の道を選んだ。幸い、私は、昔の国家公務上級、東京都庁、福島県、いわき市と公務員試験を総なめした。
父は頑強にいわき市に奉職することが求めたが、結局、県職員の道を選んだ。市職員になることは、私のプライドが許さなかったのである。当時の私は、社会的に成熟していなかったのかもしれない。
無職でも生活に全く困らない。しかし、無職では世間的体裁が悪い。県職員くらいが一番よいのではないかと判断したわけである。名門出身子息の大きな欠点だった。
訴訟は私が完璧に勝利するだろう。ひょつとしたら、馬鹿げたことではあるが、私は行政書士=弁護士ということを証明したいのかもしれない。今回の事例は証明のための格好の事例だったのである。
しかし、まだ、最後の仕上げ残っていた。交渉窓口を設置したことを弁護士法人に内容証明で通知するという作業が残っていた。
私はPCを開いて郵便局の「電子内容証明サービス」立ち上げた。
https://e-naiyo.post.japanpost.jp/…/e…/enkn110/engm111.xhtml#
江尻 一夫行政書士事務所
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