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天才行政書士VS弁護士第1話

天才行政書士VS弁護士第1話
私は、よく、天才と言われることがある。私には勿論、悪い冗談としか思えないが。
天才行政書士がついに正念場を迎えるときがきた。
弁護士事務所から封書が届いたのである。
地元では結構名の売れた弁護士事務所であった。
恐る恐る封書を開いた。封書を開いて読み始めると思わず笑ってしまった。
「共有地分割請求」という文字が目に飛び込んで込んできたからである。実は、私は、大規模面積を有する共有地の地主なのである。
旧常磐市長だった祖父が名義人の一人になっている入会地の相続人なのだ。
問題は祖父が亡くなった後相続しなかったので、相続人が34人にもなってしまったことだった。
入会地ということなので、原則、「共有地分割請求」はできない。明らかに、弁護士のミステイクなのである。おそらく、法科大学院卒のレベルの低い新米弁護士が担当したのだろう。
私は、弁護士の馬鹿さかげんに思わず笑ってしまったのである。この忙しい私にまた忙しさが加わってしまった。

2020/7/24