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行政書士と建設業

行政書士と建設業
行政書士にとって建設業許可業務は、司法書士にとっての登記業務に当たると言っても過言ではない。
しかしながら、私にとってはあまりやりたくない業務ではある。
県建設業許可申請の手引きを見て理解しづらいのが嫌だった。
行政書士になりたての頃、悪戦苦闘してやっと思いで許可申請を行ったことが「トラウマ」なっている。
今回、どうしても建設業とび土工の許可を取りたいという若者の熱意に促されて重い腰を上げた。32歳の若者は既に会社まで立ち上げている。
 まず、地元の建設事務所へ行き建設業マニュアルを確認。案の定非常にわかりにくい。
「このマニュアルわかりにくいですね。」マニュアルを見て私は、開口1番言った。
「そうですね。最初、私も理解できませんでした。」担当者はこともなげに言ったのには驚かさせられた。
「これでは、クライアントに説明できないので、私が
わかりやすく作りますから。」私がそう言うと、担当者はうなづいた。
事務所に戻り、早速、わかりやすいマニュアルを作成し、担当者にメール送信。
翌日、担当者よりメール返信があった。実務経験について説明不足だったようだ。
クライアントに対するわかりやすい説明資料を作成したが、これからが大変なのである。

2020/6/27