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これからはマイナンバーカード

これからはマイナンバーカード
政府はマイナンバーカードを、「デジタル政府」実現の魔法の杖にしようとしている。
極論すれば、デジタル政府=マイナンバーカードなのである。
つまり、もう、行政書士電子証明書に高い料金を支払う必要はない。
「デジタル政府実行計画」で政府はマイナンバーカードの利用拡大について次のように記載している。
「◆マイナンバーカードの利便性、保有メリットの向上、利活用シーンの拡大
(1)デジタル・ハローワーク・サービスの推進
(2)デジタル・キャンパスの推進等
(3)納税手続のデジタル化の推進
(4)建設キャリアアップシステムとの連携
(5)各種カード、手帳等との一体化等によるデジタル化の推進
(6)公的サービス等での利用拡大の推進
(7)マイナンバーカード読み取り対応スマートフォンの拡大等の公的個人認証の利便性向上」
(7)の公的個人認証の利便性向上は、会社設立業務の電子定款の作成等、行政書士業務に大きな利便性をもたらすはずだ。
「デジタル政府」は行政書士にとって悪いことばかりでないのである。
「デジタル政府」とWIN-WINの関係を築くようにするのが行政書士の使命ではないのだろうか?
行政書士の目の前に「新しい世界」が広がりつつあるのだ。

2020/3/23