新型コロナウィルス感染の拡大に伴い、日本でも企業が緊急事態に判断のよりどころとするBCPの策定が急務だ。業務を継続したり、早期に復旧したりするために、企業が個々に手順をまとめておくことが必要だ。
帝国データバンクが昨年実施した調査では、BCPを策定済みの企業は全国で15.0%程度で企業のBCP策定に関する意識は低い。感染症をリスクと捉えて策定している企業は少ない。
2009年の新型インフルエンザの世界的流行を受け、国は感染症対策を主眼にした策定を促したが、企業活動を止めるほどの深刻さを持って受け止められなかった。
新型コロナウィルスBCPに企業が定める基本的事項は
次の3点だろう。
①オフィスを消毒
②事業を停止
③テレワークへの移行
緊急事態対応BCPの詳細なサンプル(宮城県作成)(https://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/251526.docx)があるので新型コロナウィルスBCPを策定する際に参考にしたらよいだろう。
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