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低頻度巨大災害と行政書士

低頻度巨大災害と行政書士
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今回台風19号と21号による複合巨大災害は低頻度巨大災害と言ってよい。
これからの防災のあり方は、堤防などのハードウェアによって防災するのではなく、いわゆる「減災」、つまり、巨大災害による損害を如何にして減らすことができるかに重点が置かれるべきだろう。
ところで、話は変わるが、平成24年度の行政書士試験問題に
低頻度巨大災害について出題された。問題は以下である。
イ.近年では、発生の頻度は低いが、発生すると大規模な被害をもたらす「低頻度巨大災害」への対応が課題となっており、被害をゼロにするという意味での「防災」ではなく、被害を少なくする「減災」の発想が重要であると指摘されている。
「減災」には、勿論、大災害時におけるり災証明の速やかな発行など行政の迅速な対応が含まれることは言うまでもないだろう。私も今回、ボランティア活動を通じて、巨大災害時には、行政書士の役割の大きさを痛感した。
最後に、私の自宅事務所が台風21号の被害を受けたことを報告しておく、もう、春にしだれ桜は見ることができない。

2019/10/28