行政書士とコスモス成年後見サポートセンター
https://www.sankei.com/we…/news/150627/wst1506270077-n1.html
驚いたことには、鳴り物入りで組織されたコスモス成年後見サポートセンターへの行政書士加入率が3%ということである。
成年後見サポートセンターに加入しなくても、成年後見はできる。親族をはじめ、専門家(弁護士、司法書士、社会福祉士等)地域の市民などがあげられる。さらに複数の後見人等、法人の後見人等も可能である。
行政書士のコスモス成年後見サポートセンターへの加入率が低い理由の一つに「成年後見人には誰でもなれる」という事情があるのかもしれない。
一方、成年後見の悪用被害は増加している。被害額は56億円にもなる。そもそも。コスモス成年後見サポートセンターは、行政書士の成年後見悪用被害を防止するために設立されたのにもかかわらずである。
行政書士の悪用被害を防止するためには、行政書士のコスモス成年後見サポートセンターへの加入の義務付けが必要かもしれない。
なにを隠そう私も、コスモス成年後見サポートセンター加入を迷っている。有料の長期研修を受け、効果判定試験に合格したもかかわらずである。
成年後見の業務は、かなり厳しい業務であることが、長期研修で認識させられたことが、私が加入を迷っている理由の一つだ。
江尻 一夫行政書士事務所
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