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行政書士と自賠責保険請求

行政書士と自賠責保険請求
https://www.mlit.go.jp/jidos…/anzen/04relief/jibai/kind.html
自賠責保険の請求は、上のURLサイトにあるように、必要書類が多いので結構面倒だが、交通事故の加害者又は被害者が自らできなくもない。
窓口は自賠責保険に加入した保険会社である。
基本的な必要書類は次のとおりである。
・自賠責保険金支払い請求書
・交通事故証明書
・事故発生状況報告書
・診断書、診療報酬明細書
・印鑑証明
などだが、加害者請求と被害者請求、傷害事故と死亡事故、また請求者が成人か未成年かによっても、そろえなければならない書類が異なる。
これは加害者が加入している自賠責の保険会社に問い合わせれば、窓口または郵送で、請求書類一式をもらうことができる。
なお、被害者が請求するときに加害者が加入している自賠責保険会社が分からない場合、それを知るため主に以下の二つの方法がある。
①自動車安全運転センター発行の交通事故証明書を取得する。
②加害自動車に備え付けられている自賠責保険証明書を加害者から提示してもらう。
自賠責保険支払い請求書の書き方は保険会社から送られてくる
書類セットに記載例があるので、記載例を参考にして記載すればよいだろう。
実際には、一括制度と言って、多くの場合には、加害者が自賠責保険(共済)のほかに自動車(任意)保険にも加入しており、交通事故の際に、被害者の方が加害者に対して請求したり、自賠責保険(共済)の被害者請求をしたりすることなく保険金(共済金)を受け取ることができるよう、任意保険の損害保険会社(組合)は被保険者に対して支払責任を負う限度において、加害者に代わって自賠責保険の保険金を含めて支払いを
しているので任意保険に加入している場合は、被害者又は加害者が自ら手続きを行うことはない。
任意保険に加入していない場合には、自ら行うことになるが、面倒なので、行政書士に依頼する場合が多い。

2019/6/24