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行政書士が勝ち残るためには(懸賞論文)

行政書士が勝ち残るためには(懸賞論文)
https://www.gyosei.or.jp/wp-content/uploads/…/03/muraoka.pdf

ネットに面白い懸賞論文があった。著者は行政書士である。
論文なので読みにくいが、要は、行政書士は、中小企業の企業法務に主点をおくべきで、そのためには、自宅事務所が9割の個人営業主体の営業形態を共同事務所及び合同事務所に変え、組織強化図るべきだという主張である。

加えて、企業法務に行政書士が精通できるよう、行政書士試験の内容を変えるべきだという。

また、論文は行政書士事務所の組織化の問題点について指摘している。さらに、行政書士事務所の組織化の障壁の一つに行政書士間の連帯感のなさを挙げている。

この論文に対する私の見解は、「企業法務に精通できるよう行政書士試験の内容を変える」という点については大賛成であるが、行政書士事務所の組織化については何か違和感覚える。
わが支部にも支部の行政書士が何人か集まり、活動している組織がある。
https://h-seikatsushien.jimdo.com/%E4%BC%9A%E5%93%A1%E4%B8…/

上記URLのような組織は共同事務所、合同事務所まではいかないが、行政書士間の連帯感を高めるためには有効だろう。

2019/4/8