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行政書士と情報公開


行政書士と情報公開
情報公開請求していた建設予定の産廃焼却炉建設についての情報が公開された。約600枚の大部資料である。

 事業計画概要書の受理は課長決済だった。事業計画概要書については、あまり重要視していないことがわかる。私が資料を精査した結果、肝心な点については、指導を行っていない。

 ただ、業者の言うがままに、受理した可能性が高い。担当者は、高温ガス化燃焼炉の危険性をほとんど認識してはいないだろう。

 高温ガス化燃焼炉は、不完全燃焼した場合、有害物質(ニトロPAH、ベンズアントロン)発生する。また、高温によって水銀やカドミウムが、大気中に放出される危険性もある。さらには、溶融スラグ処理ができず、野積にされてしまうという。
最悪の場合、爆発事故を起こす可能性もある。

感染性医療廃棄物の国が定めたガイドラインに従った処理方法について言及されていない。さらに、他県から搬入される廃棄物についても、事前届出、事前協議、事前承認、原則禁止するかどうかについても、全く言及していない。

2019/3/30