行政書士と法律家
ネットを検索すると、行政書士は法律家ではないとの偏見情報が結構ヒットする。
結論から言えば 行政書と弁護士はほぼ等しいと言える。行政書士は訴訟代理人になれないだけで、ほぼ、弁護士業務を取り扱える。
この世の中に裁判をしたい思う人は訴訟好きのアメリカ人思考の方でもなければ、日本人で訴訟をしたいと思う人は、おそらく皆無だろう。
つまり、日本では、弁護士に対する社会的需要はあまりないと言えるのはないか?
外国では、法律家は事務弁護士(ソリスター)と法定弁護士(バリスター)に分かれている国が多い。事務弁護士は日本で言えば行政書士にあたる。入管業務では、行政書士は、弁護士と同等の扱いを受ける。
よく考えて見れば、市民の目線で見れば、法律家とは、法律的な仕事を自分のためにしてくれる人なのである。そもそも、法律家云々の論議は市民にとって全く無意味なのだ。
ADRが一般的に普及すれば、行政書士も弁護士とそん色ない活動ができる。
最後に私見を言わせてもらえば、気軽に相談できる行政書士の方が市民とってみれば、法律家にふさわしいのではないか。試験の難関さによって法律家になれるわけではないのである。
江尻 一夫行政書士事務所
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