行政書士と交通事故紛争処理センター
http://www.jcstad.or.jp/guidance/attention/
http://www.jiyuu-office.jp/jijitusyoumei/funsen.html
交通事故で厄介なのは、示談交渉である。場合によっては、長い時間がかかる。
示談交渉を弁護士に依頼したら高額な報酬を取られる。
こんな場合、交通事故紛争処理センターで裁定してもらうのも一つの方法ではないだろうか?
交通事故紛争処理センターは国が認定した紛争処理機関(ADR)である。無料で弁護士が中立公正立場で交通事故の和解あっせん、裁定をしてくれる。
また、示談金の基準も高額な裁判基準で決定してくれる。
交通事故処理センターは高等裁判所が設置されている都市に設置されている。東北地方は、仙台市に設置されているが、高速を使えば、いわき市から2時間程度で行ける。
いいことづくめの交通事故紛争処理センターであるが、デメリットもある。
加害者と被害者双方が交通事故処理センターが示す案に賛成しなければ和解案、裁定案は決定されない。つまり、徒労に終わって時間が無駄になってしまうことが最大のデメリットである。
それに、交通事故紛争処理センター提出する書類も自分で作成しなければならないということである。
提出書類は事実関係証明の書類に該当するので、行政書士が作成できる。行政書士に書類作成を依頼するのもよいもしれない。
交通事故紛争処理センターを利用する方法は、示談を早く済ませて、保険金を一刻も早く手にしたい方には、あまり、お薦めできない。
江尻 一夫行政書士事務所
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