行政書士と会計記帳
最近、行政書士の会計記帳業務が注目されている。
理由は会計記帳業務は顧問業務だからである。毎月、定期的に収入をもたらす業務だからである。
会計記帳業務というと税理士が行っているというイメージが強いが、実際は行政書士が50%、税理士が50%の割合で行っているという。
勿論、行政書士は税務申告できないというハンデがあるが、税理士と提携すれば問題ない。
税理士と顧問契約をしてしまうと、気にいらないことがあっても「先生」と呼ばれる税理士には言いにくいらしい。
その点では、行政書士+提携税理士と契約すれば、言いにくいことは、行政書士から言ってもらうことができるメリットがある。
それに、税理士は面倒な会計記帳をやりたくないというのが本音のようだ。
税理士は行政書士のように一般法務には精通していないので、法律関係、許認可関係の相談ができる行政書士のほうが重宝なのではないだろうか?
また、行政書士+提携税理士ならば比較的顧問契約を解除しやすいう利点もある。
これからは、会計関係業務は税理士から行政書士+提携税理士という形態に変化していくだろう。
江尻 一夫行政書士事務所
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