昨日(12月4日)は、いわき市無料相談会(行政書士)だった。初めて知ったことなのだが、いわき市ふるさと再生課では、弁護士、税理士などの無料相談会も行っている。
行政書士の場合、相談内容は、相続関係が多い。昨日の無料相談会でも、相続関係の相談があった。
父親が死亡し、相続が発生し、相続人は、認知症の母親(後見人は相続人の長男)と長女の三名である。
長男は、母親の後見人であるため、母親と利益相反の関係になり、遺産分割協議に参加できず、特別代理人選任をしなければならないという事例であった。
説明事項は次のとおり。
1 特別代理人の選任を行い、遺産分割協議に行うこと。
2 死亡した父親の戸籍謄本を出生から死亡まで、全て入手し、遺産分割協議に参加する相続人を特定すること。
なお、転籍、離婚などにも留意すること。
3 相続税の基礎控除について説明。
4 相続財産である不動産の評価額は市の固定資産台帳で確認すること。
5 不明である母親の実印については、選任された特別代理人が新たに印鑑登録を行うこと。
対応者は、佐藤美樹行政書士(内郷)、江尻 一夫行政書士(常磐)、佐藤行政書士は相続業務に詳しい。
江尻 一夫行政書士事務所
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