法律コンビニ!街の法律家として皆様のお役に立ちたい。

行政書士とビジネスプラン

行政書士とビジネスプラン

https://www.ibpc.jp/new/2074/
https://www.kusakari-rab.com/
毎年いわきビジネスプランコンテストが開催されている。

このコンテストは、いわきで起業目指す人のビジネスプランが審査の対象である。

このコンテストで「斜面の草刈りを安全にする器具 土手歩きの販売」などの面白いビジネスプランが支援対象になったこともある。

この「土手歩きは」、土手の草刈をしたことのある人なら、誰でも、興味を惹かれるはずだ。

実は、私もビジネスプランを作成したことがある。

        事業計画書(案)

平成26年 月  日作成
経営理念
1 社会貢献
2 ふれあい
3 着実・堅実
 ワンコイン(500円)という名称は利用料が安いという意味でネーミングしたのではなく、500円/5m2 で自分が利用したい農園面積を5m2単位で利用できるということでネーミング。なお、商標登録はなされていない。(特許庁のデータベースで検索)

1 事業名称    景品表示法の関係もあるので「ワンコ
         イン農園」の名称の趣旨について農園
         利用者に誤解を受けないよう十分説明す
         る。
  「ワンコイン(500円)農園」
2 計画者名及びプロフィール 
  氏名      
  住所      
  電話      
   メールアドレス ezilylive.jp
3事業内容 

(1)概要 (貸し農園+ITサポート(ポータルサイト、
   facebook)+ふれあい(農業SNS、twiter  メルマガ、
   メーリングリスト)
   ○○地内(別紙)の管理しきれない農地及び耕作放棄地
   を利用しての「ワンコイン(利用料500円/5m2)
   貸し農園」
  ① 管理しきれない農地及び耕作放棄地の地主にロイヤ
   ルティ料を支払うことにより事業拡大を目指す。
  ② サポート体制がある。
③ 事業拡大により貸し農園の借り主が著しく増加した
場合には、会員同士がネットで相互交流できるよう有
料(ワンコイン500円)IT講習会を定期的(テキスト
は別紙)に開催し会員の ITスキルの向上を図る。→会員
相互ネット交流、農園利用者が農作業のインターネット
サポートを受けるために必要。
会員にITスキルが普及した際は、ネット販売(主として
農業関係)システム構築を念頭に入れる。また、農園利
用者の農業SNS利用を考慮する。
(あぐりSNS http://agri.uxu.jp に農園利用者の参加)
④ 会員の農業技術の向上を図るため有料(ワンコイン5
00円)オリジナルテキスト(別紙、できればフィール
ドノート)による農業講習会を定期に開催する。
   *研修会場は産業創造館内IT研修室(IT研修)、会議
室を予定(農業研修)
 
  ⑤ ア 安い。イ サポート体制がある。ウ 会員向け農業講習会を定期に開催する。    エ 会員向けIT講習会を開催する。オ 他者経営の直売所が近接している。
カ 簡易な農機具を無料貸し出しする。をPRして会員獲得を目指す。
⑥ 貸し農園近傍の住民に迷惑をかけないよう借り主を教育するために6カ月の試用
期間を設ける。
⑦ 簡易な農機具(鍬、備中鍬、鎌、シャベル、レーキ、ホー)は契約時に無料で貸      し出す。なお、ハンドトラクター等の大型農機具はワンコン500円/2hで貸し出す。

(2)詳細
  
 ①(農園の貸し出し)
  第一ステップとして、自己所有の管理しきれない農地約4000m2 を利用して一区画5 m2の貸し農園を300区画造成し、利用料月ワンコイン500円/5m2で一般消費者(○○  市○○在住の者→貸し農園の所在地から1km以内に居住する者(世帯数約1万3千戸)に貸 し出す。
  なお、区画面積は5m2単位で借りることが可能である。
  また、農作業及び農作業に関するインターネットサポートを必要とする場合は、別途月契約料  ワンコイン500円/月でサポーターと契約するものとする。
*500円/5m2=3,000円/30m2 → (理想的な規模)
② (貸し農園での作物の栽培) 
  原則として、貸し農園での作物の栽培は、農園貸し主の定めた作物とし、収穫作物について  は貸し主と借主との契約(別紙農園利用契約書)により借り主のものとすることができる。
   なお、肥料代、種代は借り主の負担とする。また、収穫物の運搬には、駐車場の関係で車  を使用することを禁止する。(サポーターが軽トラックで配送)
また、作物の栽培にあたっては無農薬とする。(有機JASを目指す。)
③(農機具について)
  鍬、鎌等の簡易な農機具は契約時に無料で貸し出す。耕耘機等大型農機具等はワン
  コン500円/2hで貸し出す。
   なお、貸し出した農機具が破損した場合は農園利用者の自己負担で修理及び買い      換えるものとする。
 
 ④(貸し農園の契約について)
  2年間契約とし、契約後、2年間は解約できないものする。契約事務は、契約希望者に対す  る説明会開催時に行うものとする。
   なお、近傍の住民に迷惑をかけないよう6カ月間の試用期間を設ける。

⑤(ネットによる交流について)
  貸し主、サポーター、借り主間及び借り主間の交流を促進するために
農園Facebookページ及びポータルサイト(http://www.gakunouen.jimdo.com 現在作成中、
フリーの買い物かごを設置し、農機具、種、肥料を販売する。会員の 区画の生育状況の写真
アップ等、オーナー、サポーターと会員間の連絡事項等)を立ち上げる。
   なお、会員全員があぐりSNS http://agri.uxu.jp に登録し会員間で相互交流を図る。
さらに、「ワンコイン農園」メーリングリストを立ち上げる。

⑥(貸し主のツィッターでの情報提供について)
貸し主はツィツターで借り主に定期的に情報を提供する。定期的にメルマガを
発刊する。

 ⑦ その他
   (ア)300区画の借り主の予約が確定した時点で貸し農園の造成を始めるものと
する。
 
  (イ)借り主全員に対して定期に有料(ワンコイン500円)農業講習会(テキス
ト(別紙資料)による講習、含む野菜ソムリエによる講習)を行うものとする。
              
(ウ)貸し農園に近接して他者経営の「直売所」があるので、会員が栽培した作物
を「直売所」で販売することは可能である。(農林省の見解では問題ない。→別紙参
考資料 但し、JAS法による表示が必要となる。)

(エ)借り主の中から意欲のある者を選抜し農業研修(生産農家に派遣)に派遣す
るなどして随時サポーターを養成していく。

(オ)借り主全員に対しネットによる借り主間の交流を促進するためにIT講習会
を開催する。( 初級word、初級excel、PC操作の基礎、メールで情報を交換
インターネットで情報検索、ブログ作成手順、SNS活用方法、ツィツター活用
方法)  

  (カ)事業展開に伴って必要となる「耕作放棄地」の造成は事業者が自ら行う。
土壌分析(成分及び放射能)→草刈り→耕運

4 市場分析
  都市住民が小規模な農地を活用して野菜等の栽培を行う「市民農園」は、従来は特定農地
貸 付法」等により開設主体が地方公共団体等に限られていたが、平成17年に同法が改正され、
農業者以外の企業なども市民農園の開設可能となり、市民農園数が近年増加傾向にある。

   ○○市では、最近、遊休農地が増加しており、また、子供に野菜のできるプロセス
 を学ばせたいとするファミリー層や健康維持のために家庭菜園を行いたいとするシニア層のニ ーズも高い。
  また、農園利用希望者の現状には、1、地方自治体が開設している市民農園は倍率が高い。 2、郊外の農園を借りても、継続して農園に行くことは困難。3、農具等の初期投資が高く、 気軽にできない 。4、農業の経験がないことから 専門家のサポートが欲しい。などの問題が ある。
 さらに、農地所有者の現状には、1、農地を相続したものの、農業を営んでおらず、税負担や 管理負担が重い。.2、温暖化対策により、建物の新築等に対し、敷地内の緑  化を義務付け る条例が増加しており、対応が不可欠。 などの問題があるが、これらの問題の解決を目指した 低廉な料金で利用可能な「ワンコイン農園」を開設すれば農園利用に対する需要は十分に見込 める。
  ○○市には約13000戸の世帯があり(別紙資料いわき市常磐の人 口)があり、○○市全 世帯数2.3%300区画程度の需要は十分に見込   める。
 ○○市における耕作放棄地面積は総農家(販売農家+自給農家)所有分が967ha(平成23 年度)、非農家の所有分が474ha(平成23年度)、合計1,441haであり経営耕地面積 に占める耕作放棄地の割合は13.2%(平成23年度)となっており、耕作放棄地に占める 市街地近傍の割合は46.4%であることから、市街化地域近傍でのワンコイン農園事業展開 は十分に可能性がある。
  なお、○○市内には次の市民農園がある。

名称        所在地             区画 利用料金
○○3市民農園
 JA経営                 1 36区画 (1区画約30㎡ 年間                                   5,000円)
 ○○民農園
 JA経営                   50区画(1区画約50㎡) 年間                                 7,000円)
 ○○農園
 民間経営                   20区画(1区画25.8㎡) 年間                                 12,000円)

5 競合分析と競合優位性
 
耕作放棄地を活用して農園経営を行っている企業には、(株)マイファーム      http://myfarm.co.jp/ があるが、経営を全国展開しており、地域密着性が薄い。
農園オーナとの交流が不十分などの問題がある。ワンコイン農園は地域密着型経営 (農園から1km以内の希望者に貸し出す。)であるので農園利用者間で収穫した作物 の「おす そわけ」など濃密な関係を構築することができる。
  また、ワンコイン農園は月額利用料が500円/5m2と廉価かつ、5m2単位で自分に合った 利用面積が選択できるので競争力は十分にある。さらには、○○市○○地内には、現 在のと ころ競合者は存在しないが、ワンコイン農園事業経営が軌道に乗った場合は、模倣者の 出現 が予想される。
  ワンコイン農園の最大の利点は住居に近接して農園があるため継続的に作業を行えるという ことである。
さらには、ワンコイン農園は会員に対する農作業に関するインターネットサポート サービス を実施するので農作業に関してサポートを受けたり、場合によっては、会員がサポー ターに対 してネットを利用して農作業を依頼することもできるため会員の継続的な農作業は容易であ  る。ワンコイン農園経営は、農園利用者にIT教育を十分に行い、ネットを利用した農園利用  者、オーナー、サポーター間の交流(農業SNS   (あぐり SNShttp://agri.uxu.jp に参加 し交流する。)ポータルサイト、facebook)を経営の主眼の一つとしており農園利用者の「ふれ あい」に対する満足度は高いと思われる。
ワンコイン農園は、農園利用者が一番不安に感じていると思われる「サポート体 制」について も」農園利用者を農業研修(生産農家派遣)に派遣しサポータとして養成し、サポーターを充 実させることを経営の主眼としていることも利点に挙げられる。
  特筆すべ きは、ワンコイン農園は試用期間を設けて利用希望者が十分に納得し た上で貸  し出すという経営方針なので農園利用者に十分な教育を行うことができ契   約後に発生す るトラブルを未然に防止することができる大きな利点がある。 
ワンコイン農園は小規模からスタートし、駐車場を造成しなくてもよいため事業 展開が容易 であるという利点もある。
  ワンコイン農園が重要視しているネットを利用した農園経営をしている企業には、(株)テ レファーム、http://www.telefarm.net/ があるが、ネットを利用するためコストを節約でき る。事業展開が容易である。などの利点は魅力的であるが、あまりにもバーチャル、先進的で あり農園利用希望者のかなり部分を占めると思われるシニア層は受け入れがたいと思われる。 ワンコイン農園も利用者にIT技術を徹底的に教育し、将来的には、テレファームと同様、コス トがあまりかからないバーチャル的な経営を考慮すべきないかと思われる。
 

 テレファーム、http://www.telefarm.net/
自宅のパソコンや携帯端末、ゲーム端末などを使って、インターネット上で農薬、化学肥料 を一切使用しない有機栽培野菜の遠隔栽培を行います。
インターネット上の農作物遠隔栽培WEBシステムは、現実の農場と連動しており、WEB上で指示(栽培作物の選択、栽培方法、使用資材を指示)したとおり に、 実際の農場で栽培し、収穫さ れた有機栽培野菜が自宅に届けられるという、全く新しい農業サービス。
わかりやすく言うと、参加者がWEB上で、マウスを持って指示したことを、契約農家が現実の 農場でクワを持って実現するという遠隔提携農業支援システム事業。

 マイファーム http://myfarm.co.jp/
耕作放棄地の再生及び収益化事業
 レンタルファーム(貸し農園)コンサルティング
  農業教育・リーダー育成事業
 生産・流通・販売連携事業
 オンラインショッピングサイト運営
 農業ビジネスコンサルティング
      
マイ野菜市民農園 http://myyasai.jp/about/
「植物工場」の設備技術を応用した、新開発の野菜棚を使用。
   太陽光に合わせた光と管理された水で野菜を育てる、都市生活者に優しい市民農       園。蛍光灯の光と水で野菜を育てる、都市生活者のための「屋内型市民農園」

6 経営分析 (愛知県農業総合試験場 体験農園開設の手引きより抜粋)

規模別経営収支試算(30m2の区画の場合)
農園利用面積(a)
区画数 12
25 22
50 30
75 50
125
設備投資額(千円)* 926 2,426 2,426 3,970
入園料
43千円 収入(千円)
支出(千円) 1,075
424 2,150
925 3,225
1,211 5,375
1,977
所得(千円) 651 1,225 2,014 3,398
入園料
30千円 収入(千円)
支出(千円) 750
424 1,500
925 2,250
1,211 3,750
1,977
所得(千円) 326 575 1,039 1,773
入園料
20千円 収入(千円)
支出(千円) 500
424 1,000
925 1,500
1,211 2,500
1,977
所得(千円) 76 75 289 523
*印は、固定費を低減したモデルとして下記の設備導入とした。

区画数 25 50 75 125
設備投資額 926 2,426 2,426 3,970
備品名 取得費 耐用年数 経費算入率・数量
格納倉庫(棟) 100,000
   15 1棟 1棟 1棟 3棟
ビニルハウス 200,000
   14 5/10 5/10 5/10 10/10
井戸 300,000
   15 無 無 無 無
貯水タンク
(1000L) 60,000     7 10/10 10/10 10/10 無
トラクタ
15PS 1,500,000     7 2/10 2/10 2/10 5/10
管理機 500,000     7 2/10 2/10 2/10 5/10
軽トラック 800,000     4 2/10 2/10 2/10 5/10
仮設トイレ2室 1,500,000     7 無 無 無 10/10
仮設トイレ1室  360,000     7 無 10/10 10/10 無
パソコン   50,000     5 10/10 10/10 10/10 無
A4プリンター   6,000     4 10/10 10/10 10/10 無
高性能パソコン 100,000     5 無 無 無 10/10

高性能プリンタ 20,000     4 無 無 無 10/10
フェンス 150,000 15 無 無 無 10/10
簡易フェンス 50,000 7 10/10 10/10 10/10 無

理想的な経営収支(愛知県農業総合試験場 体験農園開設の手引きに示されている計算式に  よる。) 5m2×300区画=30m2×50区画として計算
1年目
農園利用面積     50a
区画数         50区画(30m2/1区画、10区画/10a)
初期投資額      2426千円(井戸、トイレ、休憩所等整備費)
収入   900千円(利用料36千円/1区画×50×1/2)
支出          925千円
所得          -25千円 (種苗費、肥料代、農薬を農園利用者の自己負担とする               と所得は39千円)

表 農園経営モデル経費の内訳
金額
項目 備考
  580,400
農園あたりの変動費(円/年)
   11,608
区画あたりの変動費(円/区画)
4,800
    3,280
      400
      400
      272
    1,600

      856
種苗費
肥料費
農薬費
光熱動力費
小農機具費
通信印刷費

諸材料費 購入苗を使用
高度化成10kg、固形肥料4kg、苦土石灰8kg

電気、軽油
クワなどの小農具17万円を5年更新
募集パンフレット、講習会資料、インターネット接続料
電話代、切手代
支柱1区10本×350円を5年更新、
マルチ10m×16円
  218、578
農園あたりの固定費(円/年)
  4,372
区画あたりの変動費(円/区画) 取得費     利用率  耐用年数
   160
      114
      160
      857
格納倉庫(スチール物置3棟)
ビニルハウス
井戸
トラクタ15PS(既存利用)   300,000円 10/10 15年
  200,000円 10/10 14年
  300,000円 10/10 15年
1,500,000円 5/10 7年

管理機(既存利用)
軽トラック(既存利用)
仮設トイレ2室タイプ
パソコン
プリンター
フェンス       286
      800
    1,714
      160
       40
       80   500,000円 5/10 7年
  800,000円 5/10 4年
1,500,000円 10/10 7年
  100,000円 10/10 5年
   20,000円 10/10 4年
1,500,000円   10/10 15年

2年目
理想的な経営収支(愛知県農業総合試験場 体験農園開設の手引きに示されている計算式に  よる。) 5m2×300区画=30m2×50区画として計算
農園利用面積     50a
区画数         50区画(30m2/1区画、10区画/10a)
初期投資額      2426千円(井戸、トイレ、休憩所等整備費)
収入  1800千円(利用料36千円/1区画×50)
支出          925千円
所得          875千円 (種苗費、肥料代、農薬を農園利用者の自己負担とする               と所得は129千円)

表 農園経営モデル経費の内訳
金額
項目 備考
  580,400
農園あたりの変動費(円/年)
   11,608
区画あたりの変動費(円/区画)
4,800
    3,280
      400
      400
      272
    1,600

      856
種苗費
肥料費
農薬費
光熱動力費
小農機具費
通信印刷費

諸材料費 購入苗を使用
高度化成10kg、固形肥料4kg、苦土石灰8kg

電気、軽油
クワなどの小農具17万円を5年更新
募集パンフレット、講習会資料、インターネット接続料
電話代、切手代
支柱1区10本×350円を5年更新、
マルチ10m×16円
  218、578
農園あたりの固定費(円/年)
  4,372
区画あたりの変動費(円/区画) 取得費     利用率  耐用年数
   160
      114
      160
      857
格納倉庫(スチール物置3棟)
ビニルハウス
井戸
トラクタ15PS(既存利用)   300,000円 10/10 15年
  200,000円 10/10 14年
  300,000円 10/10 15年
1,500,000円 5/10 7年

管理機(既存利用)
軽トラック(既存利用)
仮設トイレ2室タイプ
パソコン
プリンター
フェンス       286
      800
    1,714
      160
       40
       80   500,000円 5/10 7年
  800,000円 5/10 4年
1,500,000円 10/10 7年
  100,000円 10/10 5年
   20,000円 10/10 4年
1,500,000円   10/10 15年

3年目
理想的な経営収支(愛知県農業総合試験場 体験農園開設の手引きに示されている計算式に  よる。) 5m2×300区画=30m2×50区画として計算
農園利用面積     50a
区画数         50区画(30m2/1区画、10区画/10a)
初期投資額      2426千円(井戸、トイレ、休憩所等整備費)
収入  1800千円(利用料36千円/1区画×50)
支出          925千円
所得          875千円 (種苗費、肥料代、農薬を農園利用者の自己負担とする               と所得は129千円)

表 農園経営モデル経費の内訳
金額
項目 備考
  580,400
農園あたりの変動費(円/年)
   11,608
区画あたりの変動費(円/区画)
4,800
    3,280
      400
      400
      272
    1,600

      856
種苗費
肥料費
農薬費
光熱動力費
小農機具費
通信印刷費

諸材料費 購入苗を使用
高度化成10kg、固形肥料4kg、苦土石灰8kg

電気、軽油
クワなどの小農具17万円を5年更新
募集パンフレット、講習会資料、インターネット接続料
電話代、切手代
支柱1区10本×350円を5年更新、
マルチ10m×16円
  218、578
農園あたりの固定費(円/年)
  4,372
区画あたりの変動費(円/区画) 取得費     利用率  耐用年数
   160
      114
      160
      857
格納倉庫(スチール物置3棟)
ビニルハウス
井戸
トラクタ15PS(既存利用)   300,000円 10/10 15年
  200,000円 10/10 14年
  300,000円 10/10 15年
1,500,000円 5/10 7年

管理機(既存利用)
軽トラック(既存利用)
仮設トイレ2室タイプ
パソコン
プリンター
フェンス       286
      800
    1,714
      160
       40
       80   500,000円 5/10 7年
  800,000円 5/10 4年
1,500,000円 10/10 7年
  100,000円 10/10 5年
   20,000円 10/10 4年
1,500,000円   10/10 15年

2018/11/26